藝術家簡介
桃園龍潭出身、20年間台東知本で生活している女性芸術家。輔仁大学応用美術学部卒業後、グラフィックデザイナーとして働き、その後絵画、複数素材を使った装置、タイルで作るモザイク画などの創作に専念している。環境と人文の題材に敏感であり、作品も表現豊かで緻密で美しく、台湾東海岸で最も活躍している芸術家の一人だ。
作品簡介
まばゆき日差しの下で咲き誇れ (艷陽下的綻放)
Bloom under the sun
材料:流木、レンガ、モザイクタイル、鉄筋
加路蘭。広大な海浜草原で、海岸と山脈、そして都蘭湾が重なり合う壮大な景色が見れる。北方の渓流はミネラルに富んでおり、洗髪後に黒く艶がでることから、現地の阿美族に「黒髪渓」、族語で「kararuan」(髪を洗う所)と呼ばれ、音訳で「加路蘭」となった。ここは東海岸山海回廊、最南端の入り口で、景色は最高だが、風がとても強く、植物などが育ちにくく、夏になれば強すぎる陽光が差し込みむ。芸術家はこの地でバスを待つ部落や旅行に来た人々のために、この作品をまばゆき日差しの下で咲きほこらせた。旅人と共に土地の香り、春の雨、夏の波、秋の嵐、冬の風、四季の養分を感じ取る。