台湾で管楽器取り入れた代表的なSKAバンド：SKARAOKE
台湾は東アジアに位置する熱帯島嶼国家であり、四方は海に囲まれているため、包容力が高い、音楽要素が豊富であるなど先天的な長所がある。先天的条件が揃っているこの環境は、音楽の無限の可能性を秘めているのだ。実際、台湾各地では音楽フェスやロックバンドが破竹の勢いで生まれている。島国の情熱的なスタイルのレゲェとSkaはまさにこんな環境にうってつけであるが、未だに一般大衆に十分に理解されてもらえていない。
2007年、Ska音楽はまだ厳しい環境にあった当時、団長の情熱的な掛け声のもと、志をともにしたミュージシャンたちが集まり、台湾で初めて体制が整ったSkaバンドが生まれた。この島国ならではのSka音楽が発展していくことを期待しながら、積極的に活動し、台湾人に好かれるようになった。
SKARAOKEは2008年4月に墾丁で開催された「春天吶喊」音楽フェスで初出場をはたし、満場の喝采をあび、台湾で唯一無二の代表的なSkaバンドになった！その後、各地から招待されるようになり、台湾各地のLive Housesや音楽フェスで彼らの姿を見かけることができる。彼らはシルクハットをかぶり、細いネクタイとサスペンダーをみにつけ、オールドファッションのジャズミュージシャンを連想させる。昔のクラシックジャズを聞いているようで、その中に彼ら独特の島国スタイルを感じることができる。
SKARAOKE = SKA + KARAOKE
バンド名は台湾と日本の庶民的な文化である「カラオケ」と、メンバーが大好きな「SKA」（1960年代ジャマイカ発祥の島嶼ポップミュージック）、この二つを組み合わせたのが「SKARAOKE」だ。SKARAOKEはその名の通り、みんなで一緒にSkaのカラオケパーティーを楽しんでいるような、気軽で明るく、楽しさに満ちていながら一味違った音楽を作っている。
